播磨町で活動する障がい者による音楽グループ「音の輪」が12月3日、加古川市総合福祉会館(加古川市加古川町)で初のコンサートを開催する。
身体障がいやダウン症、自閉症などの16~29歳の6人で結成した同グループ。これまでは地元のイベントなどにゲスト出演で演奏したことはあるが、同グループ主催の単独コンサートは初めてだという。
当日は11曲を演奏予定。人気アニメの劇場歌や「パプリカ」、中島みゆきさんの「糸」などの曲をキーボード、鉄琴、電子ピアノなどで演奏する。保護者もハンドベルなどで共演。メンバーの梶原聖司さんは得意のダンスも披露する。
自身が作詞・作曲したオリジナル曲を披露する山田真衣さんは「初めて披露する曲だが、緊張はない。ピアノを弾きながら歌うのが好きなので頑張りたい」と意気込む。
親の会の代表、山田卓也さんは「一生懸命頑張っている子どもたちの様子をたくさん人に見てもらいたい。それがやる気にもつながる」と話す。
開催時間は13時~15時。入場料は300円。購入は音の輪事務局(TEL 090-5090-0962)まで。