東播磨を中心に戦国体験イベントを企画する団体「武楽衆(むらくしゅう)」が10月1日、加古川の「スマイルDOJO」(加古川市八幡町上西条)で「播磨戦国歴史塾」を開く。
同イベントは、中世「赤松」の時代から関ヶ原後の徳川時代までを楽しく学び、体感する歴史塾。今回は「城」をテーマに開講する全3回コースの第1回「城の基礎」。近畿地方の城郭研究を行っている城郭談話会の三宅勝さんを講師に迎え、時代による城の役割や城の種類と構造について学ぶことができるようにする。
主催団体代表の藤井淳さんは「当日は秀吉時代の城の瓦なども用意するので、実物を見たり触れたり体感することで楽しく学んでほしい」と話す。
今後11月~12月にかけて、播磨の城とその特徴や縄張り図について学ぶ第2回「播磨の城」、播磨の城の現地に行って城を体感する第3回「現地見学会」を予定している。
「自分の住む地域の歴史を知ることは、地域独自の魅力の再発見につながる。初心者の方も大歓迎なので、基礎から楽しく学び一緒に播磨の歴史を発信する同志になってほしい」と参加を呼び掛ける。
開講時間は11時~12時。参加費は1,500円。