加古川のテイクアウト&喫茶店「Cafe ビオラ」(加古川市東神吉町、TEL 079-422-9855)が9月7日 、同店に隣接してパン工房をオープンした。
同店は、NPO法人「ビオラ」が運営する就労継続支援B型事業所で、 ジェラートや総菜などのパンを喫茶 スペースとテイクアウトで提供・販売している。
事業拡大に向けて作業スペースを広げることを目的に、 パン工房の新設を決定。 建築には東播工業高校建築科の課題研究「ふるさと貢献活動授業」の一環でとして、3年生9人が関わった。
「生徒にとって何か学びがあれば」という店主の岸田毅志さんの思いから同校との連携が実現した。関わった生徒らは、「授業で学んだことだけでなく、実際の現場を見ることで特殊な建築方法を知ることができ、自分の引き出しが増えた」と話す。
完成したパン工房は2階建てで、 1階はパンの製造を行い、2階は事務所兼休憩所として使う。岸田さんは「パンの購入を目当てにカフェに来店する方も多い。今後、作業スペースを広げることで、より多くの人にパンが届けば」と来店を呼びかける。
営業時間は9時~15時。日曜・月曜定休。