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加古川のたい焼き店「やきやきや」、あんの製造工房新設 「わらび餅」直売も

こだわりのあんを仕込む様子

こだわりのあんを仕込む様子

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 たい焼き店「やきやきや」の製造工房「あん工房」(加古川市加古川町)が8月17日、オープンした。

店舗外観と従業員

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 同店は北海道産の小豆と地場産食材「オクノの卵」を使うたい焼き店として2003(平成15)年に開業。JR加古川駅前にある本店に加え、2020年には尾上店をオープン。たい焼きの要となるあんの製造はこれまで各店で仕込んでいたが、店舗数の増加に伴い、工程に一貫性を持たせるため「あん工房」を新設した。あんは北海道・十勝産の減農薬小豆を3日かけて仕込む。現在は同工房であんを製造し、各店に配送している。

 同工房では新商品「わらび餅」(800円)の販売も行う。もっちりとした食感のわらび餅には「こだわり」のあんを添える。

 店主の小林善明さんは「先代から引き継がれてきた『やきやきや』のあんをしっかりと継承し、さらに多くの人に楽しんでもらえるように工房を作った。あん工房でも直売店としてわらび餅を販売しているので、多くの人に味を知ってもらえれば」と話す。

 営業期間は10時~17時(わらび餅の店頭販売は12時~)。月曜・火曜定休。

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