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稲美町の赤身和牛専門店がオープン1周年、全国の和牛と地場産の米を楽しんで

3月から開始したランチメニュー

3月から開始したランチメニュー

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 赤身和牛専門店「和牛工房ゆかり稲美総本店」(稲美町野谷、TEL 079-496-2929)が8月9日で1周年を迎える。

特別和牛リブロース

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 牛肉卸の利点を生かし、仲卸を介さずに仕入れたホルモンや仙台牛などの牛肉を提供してきた。1頭から数10グラムしか取れない希少な部位など珍しい肉も取り扱う。その分、客になじみが薄い部位が多いため、部門ごとにランキング形式で表示し、注文しやすいよう工夫している。

 店主の岡島弘明さんは「和牛は但馬の血統1種類だが、育った地域で味が変わる。全国各地の肉を食べた中でおいしいと思ったものを皆さんに食べてもらいたい」と、関西では流通の少ない仙台牛を取り扱っている。

 野菜や米などは地産地消に取り組むことで、農家を支えたいと地場の食材を取り入れることを意識してきた。現在は店舗前の田んぼで米を育てており、収穫後には店での提供を予定している。

 岡島さんは「1周年を記念し、8月限定の特別割引も用意した。ぜひ赤身肉の味を楽しんでほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~22時。月曜定休。

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