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学生ボランティア団体が加古川のフリーペーパー制作、参加者募集

「かこそら隊」の谷本健悟さん(左)と井上和胤さん(右)

「かこそら隊」の谷本健悟さん(左)と井上和胤さん(右)

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 学生ボランティア団体「かこそら隊」が現在、地域の魅力を発信するフリーペーパー作りに参加するボランティアを募集している。

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同団体は、中学生以上の生徒7人で構成するボランティア団体。地域の生徒たちが自ら学び、発信しながら、地元で活躍する場をつくることを目的に2022年1月に活動を開始。これまで旧加古川図書館前の金剛寺浦公園(加古川市加古川町)で「星をみる会」を企画するなど、地域の文化、教養、風土などについて考える活動に取り組んできた。

 2023年はフリーペーパーを年2回発行し、取材や撮影、記事の執筆を学生たちで行う予定。運営は大学生や大人のシニアアシスタント4人が生徒をサポートする。

 フリーペーパーでは歴史や文化のほか、学生が薦める店や施設、加古川在住の人を取り上げる。代表の山分大史さんは「地域の歴史や文化に触れることで、郷土愛の芽生えにつながれば。取り上げるテーマを掘り下げて調べる過程を、研究や文章表現を培う原体験としてほしい」と期待を込める。

 フリーペーパー制作に当たってのキックオフイベントを5月28日、加古川公民館(寺家町)で行う。当日は、趣旨や方針を説明するほか、記事内容や役割分担について話し合う。

山分さんは「それぞれの得意や興味を生かして、学生と読者と取材先がつながるハブメディアを一緒に作り上げていきたい。何かやってみたいと思っているなら、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

参加希望や問い合わせはインスタグラムのDMで受け付ける。

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