宝殿民謡会の結成40周年を記念した発表会が4月23日、高砂市文化会館じょうとんばホール(高砂市高砂町)で開かれる。
同会は1983(昭和58)年4月に結成。現在は5歳~90代の老若男女約50人が加古川北公民館や東加古川公民館などで活動している。
発表会は会員の日頃の練習の成果発表として5年に一度行い、今回で8回目。会員による全国各地の民謡の披露や三味線の演奏などを行う。舞踊集団「宮坂流」(岡山県津山市)による銭太鼓や傘踊り、プロの民謡歌手成世昌平さんらがゲスト出演する。
滋賀の民謡「淡海節」を歌う同会の柏木伸さんは「自分の好きな歌を歌えるので楽しみ。しっかり自分の声をホールに響かせたい」。山形の民謡「最上川舟唄」を歌う太田厚さんは「まずは自分が楽しみたい」と意気込む。
同会会主の中岡順子さんは「年配の会員が多いが、年を重ねても元気な姿をたくさんの人に見てほしい。自分にもできると勇気づけられたら」と笑顔で話す。
開催時間は10時~17時(9時30分開場)。入場無料。