関西社会人リーグ1部に所属し播磨地域を拠点に活動する「チェント・クオーレ・ハリマ」が2月10日、高砂高校(高砂市高砂町)と包括連携協定を締結した。
協定書を手に並ぶ校長の山根文人さん(左)とチーム代表の大塚靖治さん(右)
同チームが高砂市内の高校と連携協定を締結するのは初めて。2022年9月、加古川南高校とも協定を結んでおり、今回で2校目となる。
締結式には、山根文人校長、同チーム代表の大塚靖治さん、同校サッカー部キャプテンの山下将生(しょうせい)さんら14人が出席した。協定締結により、「地域スポーツの振興」「高校とスポーツチームの新しいサポート体制の構築」を柱に、「スポーツ推進」「地域活性化」「部活動の地域移行に関する課題、研究」などについて連携し協力することを約束した。今後は合同練習や、チームスタッフによる部員への指導、学校行事への参加などを計画している。
山根校長は「締結を機に、チーム、本校、地域が盛り上がれば」とあいさつ。キャプテンの山下さんは「合同練習を通じて技術力をアップしたい。チェント・クオーレ・ハリマの選手から盗めるものは盗みたい」と意気込んだ。
同チームを運営するハリマユナイテッド取締役の日比野博昭さんは「互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、言い合える関係を築きたい」と話し、同チームの佐野裕哉監督は「高砂高校サッカー部のレベルアップの力になれれば。サッカー以外の経験も伝えていきたい」と話した。