加古川で8月23日、子どもたちが地域の仕事を体験する企画「夢のたね 夏休み講座 子どもわくわく体験広場」が開催された。主催は「東播磨地域ビジョン委員会 実践活動グループ 夢のたね」。
同イベントは子どもたちが地域の企業見学や仕事体験をすることで「どうして働くのか」「どんな仕事をしたいのか」を考え、大人になったら「なりたい」夢を芽生えさせるきっかけづくりを目的に、夏休みの特別企画として開催。2007年にスタートし、今年で10回目を迎えた。
今回は、加古川に本社を置くメディア会社「BAN-BANネットワークス」(加古川市加古川町)を体験。事前に申し込みをした地域の子ども46人と保護者21人、計67人が参加した。
イベントプログラムの一つ「東播磨きっず仕事塾」では、テレビカメラマンやアナウンサー、ラジオパーソナリティーなどの仕事を体験。「東播磨わくわく教室」では、ペットボトルで作る糸車と空気鉄砲の工作や、ダンボール箱で空気砲を作り、親子で楽しむ姿も。
同グループのスタッフ真利礼子さんは「このイベントが子どもたちの将来の夢を持つきっかけになればうれしい。地域の大人たちが連携して次の世代を育んでいく活動をこれからも続けていきたい」と話した。