加古川駅前じけまち商店街内「かわのまちリビング」(加古川市加古川町寺家町、TEL 079-423-5816)で6月12日、エシカルファッションのポップアップストア「読み、触れる。」が開催される。主催は「メルとモノサシ」。
海で拾ったグラスや陶器のアクセサリー「UMIUMI」さんの作品
生産者が思いを込めて創作したエシカルな商品にまつわる作り手のストーリーを添えて紹介する同イベント。生産者の思いやこだわりを知ることができるようにする。
代表の村崎恭子さんは「普段はオンラインショップのため、パソコンの画面上でしか見ることのできない作品の数々を、実際の目で見て、読んで、触れてもらう機会にしたい」と話す。加古川での開催は初。
村崎さんは、企業で総合通販の商品企画や販売企画を経験、ライティングや社会的事業にも複数携わってきた。ブランドで物を購入するライフスタイルから、生産者の思いやこだわりに共感して、生活に取り入れるライフスタイルを提案するため「メルとモノサシ」を立ち上げた。
当日は9つのブランドの作品を中心に紹介する。海岸で集めたガラスや陶器のかけらをアクセサリーとして創作したものや服、ヘアバンド、手ぬぐい、バッグやポーチなどのエシカルファッションを中心に、ノートなどの日用品も並べる。
村崎さんは「ブランドやデザインだけで商品を見るのでなく、その奥にある生産者の思いに触れることで、買いものの新しい楽しさを発見してほしい」と話す。
開催時間は13時~16時。