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加古川に「マンセルカレー」 立ち飲み店の人気メニューが専門店に

レギュラーサイズのビーフカレー

レギュラーサイズのビーフカレー

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 加古川の寺家町ビアンテビル横に欧風カレー専門店「マンセルカレー」(加古川市加古川町、TEL 070-8569-9009)がオープンして1カ月がたった。

「マンセルカレー」店舗外観

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 加古川町で立ち飲み店を営む坂原望美さんが4月3日にオープンした同店。立ち飲み店で提供するカレーが常連客に好評で、周囲の勧めもあり専門店を開いた。店名は、坂原さんが好きなF1ドライバー「ナイジェル・マンセル」や色を表す記号の一種「マンセル記号」から、言葉の響きが気に入り名付けたという。

 席数はカウンター7席。元々食堂だった店舗は3人がかりで壁紙を張り替え、落ち着いた雰囲気に仕上げた。店内はカウンター席のみだが、週末は家族連れも訪れるという。

 メニューは「ビーフカレー」と「エビカレー」の2種類。ビーフカレーのサイズは、レギュラー(ライス200グラム=700円)、大盛り(ライス300グラム=700円)、特盛り(ライス400グラム=800円)、小盛り(ライス150グラム=650円)。「エビカレー」(レギュラー・大盛り=1,000円)は、ビーフカレーベースのルーにエビの身入りムースをのせる。トッピングの生卵(50円)は全卵か黄身のみから選べる。メニューは容器代として50円追加でテークアウトにも対応する。

 ルーは、国産牛と淡路産タマネギのほか、クミン、ガラムマサラ、ターメリックなど約30種類のスパイスを使い、オープン当初から継ぎ足しているという。ライスには香りが良いタイのジャスミン米にクチナシの粉末を混ぜたものを使用。店主の小永教正さんは「一口目はタマネギの甘みを感じ、後からスパイスとトマトの風味が合わさった爽やかな辛味が来る」と話す。

 坂原さんは「特別なカレーではなく、来週も食べたいと思える身近でおいしいカレー店にしたい。将来はイベントにも出店し名前を広めたい」と話す。小永さんは「加古川でカレーといえば『マンセル』と言われるようにしたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時(テイクアウト受付は13時まで)。無くなり次第終了。月曜・火曜定休。

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