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加古川に屋台風居酒屋「亀重蒸籠」 イベント出店きっかけにコンセプト定まる

店頭で左から加藤宗司さん・酒井茉純さん・加藤恋さん

店頭で左から加藤宗司さん・酒井茉純さん・加藤恋さん

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 JR加古川駅近くに居酒屋「亀重蒸籠(カメシゲセイロ) 加古川駅前 屋台店」(加古川市加古川町、TEL 079-427-3767)がオープンして1カ月が過ぎた。

加古川店限定豚ロック

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 同店は、肉バル「TRES(トレス)」として2012(平成24)年3月にオープンしたが、新型コロナウイルスの影響から閉店していた。今回、店名と業態を変更。3月28日にオープンした。店舗面積は20坪で、席数は30席。全開にした間口は開放的な雰囲気で風通しも良く、屋台を感じさせる造りになっている。

 2020年6月にオープンした東加古川本店(平岡町)がコロナ禍で通常営業ができない時期、テイクアウトに力を入れるなど試行錯誤をする中、「夜市」のイベントに出店。オープンからラストまで行列ができたという。店主の加藤宗司さんは「自分たちがしていることは間違ってないと確信した。夜市で出店した店の雰囲気を日常でも味わってもらいたいと思い、店名に『屋台店』と付けた」と話す。

 メニューは、「飲茶セット5種」(990円)、「小籠包3個」(495円)、「焼ギョーザ4個」(550円)などの点心や、「四川風麻婆豆腐」(858円)、「魯肉飯」(880円)、「亀重流まぜそば」(900円)、「台湾カステラ」(590円)など約40種類を用意。お薦めは、ご飯の上に豚肉の塊をのせた「加古川店限定豚ロック」(1,000円)。ドリンクは、同店オリジナルの「うぬぼれ」(880円)、「亀甲縛り」(500円)やオリジナルボトルカクテル5種(650円)、ソフトドリンク(350円~)などを用意する。

 酒井茉純(ますみ)店長は「屋台感を出すためにグラスもオリジナルプラカップを使っている。店の造りも、より屋台の雰囲気に近づけるようにしている」と話す。加藤さんは「店に足を運んでもらえれば、楽しい時間を過ごしてもらえる自信はある。多くの人に料理を味わってもらい、ここを好きになってもらいたい」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~22時。月曜定休。

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