加古川の歴史や文化を学ぶ「『かこ』の槌(つち)音、未来にとどけ!かこがわ学講座編」の第1回が4月23日、地域の魅力発信を行う「基地lab(ラボ)」(加古川市加古川町寺家町)で開催される。
加古川の歴史や文化を若い世代の人にも知ってもらおうと、加古川図書館(旧加古川町公会堂)の利活用を考える地域団体「Pakupaku park(ぱくぱくパーク)」のメンバー、藤輪友宏さんが企画した。
各回の講師役となるコーチは、「かこがわ学講座」「かこがわ検定」を行う市民団体「すっきゃ加古川」のメンバーが務める。第1回のテーマは「寺家町・本町」で、コーチは池田吉弘さんが務める。
藤輪さんは「昨年1月に加古川の歴史や文化を伝える展示会を開いた。知り合いではないシニア世代の男性2人が1枚の写真を眺めながら語り合っている姿を見て、昔の思い出でつながるのはいいと感じた。一方で、その時代を知らない若い世代の人に興味を持ってもらえるものなのか疑問を抱いた」と話す。
「ぜひ、若い世代の人にも参加してほしい。歴史や文化を知ることで、どんな化学変化が起きるのか楽しみ」と期待を込める。
毎月第4土曜(8月・9月のみ日曜)の10時~12時に開催。参加費は500円。参加申し込みはフォームで受け付ける。