東播磨を中心に活動するサッカースクール「FIRUADO(フィルアード)」が4月、2022年度の活動を始めた。
加古川出身の田中汰一さんが2021年1月に立ち上げた同スクール。小学生を対象に指導し、現在30人が在籍する。コンセプトは「見ている人を魅了する うまくておもしろい選手に」。練習では、リフティングやドリブル、ジンガと呼ばれるボールタッチなどのトレーニングでボール感覚を養う。スクール生は、加古川や高砂などのサッカークラブに所属しながら、同スクールでテクニックを磨いている。
田中さんはフットサルチーム「デウソン神戸サテライト」に所属した経歴を持つ。「小中学校時代は感覚でプレーしていた。ボールを運ぶ理由や、どうすれば相手を抜くことができるか考えてプレーしていなかった」と振り返る。スクール生には「サッカーを通じて『考える力』を高めてほしい」とも。
田中さんは「成長の仕方は人それぞれ。最初はできなくても、こつこつと地道に取り組む選手になってもらいたい」と意気込みを見せる。
練習日は月曜・水曜・木曜・金曜。練習場所は月曜=加古川市立農村環境改善センター、水曜・金曜=高砂市総合体育館、木曜=ノエビアスタジアム横「芝生広場」。練習時間は月曜=18時~20時、水曜・木曜・金曜=17時~19時。月会費は週1回参加=4,000円、週2回=6,500円、週3回=9,000円。問い合わせはインスタグラムのDMで受け付ける。