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加古川の中国茶サロン「茶室beni」法人化 中国の茶文化もっと伝えたい

店主の曽紅さん

店主の曽紅さん

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 中国茶の販売や教室を手がける「茶室beni」(加古川市別府町)が3月31日、法人化する。社名は「河洛(こうらく)」。

茶葉の特徴からいれ方までを丁寧に教えてもらえる

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 同店は2016(平成28)年にオープン。店主の曽紅(そうべに)さんが看護師の仕事の傍ら起業した。

 当時を振り返り、曽さんは「仕事との両立が難しく店を閉じた時期もあった」と話す。周りからの要望もあり、2018(平成30)年に営業を本格化。茶葉の販売、中国茶と易学の教室、薬膳ランチの提供を展開してきた。

 曽さんは「中国茶を通して古い中国の文化を知ってもらいたい」と話す。「伝え方を模索する中で気付いたことがたくさんあり、自分自身の成長を感じた」とも。

 新型コロナが流行するまでは中国や台湾の茶農家を年数回訪れ、その土地でしか作ることのできない茶葉の魅力をもっと知ってもらいたいという。

 曽さんは「法人化は気持ちの上での覚悟。息子も手伝ってくれることになり、自分だけで終わらせず継続して中国の茶文化を伝えていきたい」と話す。

 今後は薬膳ランチをリニューアル。加西市の古民家に茶室のオープンも予定する。

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