加古川市出身の将棋棋士・横山友紀さんが1月16日、加古川観光大使に任命された。
横山さんは同市在住の棋士・井上慶太九段の門下生。小学1年生のころから将棋を習い始めた。昨年、日本将棋連盟の棋士養成機関「奨励会」で勝ち抜き、プロと認められる四段に昇段した。
大使の委嘱式では、岡田康裕市長から委嘱状や大使の名刺などを受け取り「子どものころから多くの棋士に将棋を教わってきた。恩返しできるように、これからは自分が子どもたちへの将棋を普及させたい」と意気込む横山さんに岡田市長が「横山さんが将棋で活躍してくれることが市のアピールにもなる。活躍を期待している」とエールを送った。