加古川小学校PTAが制作した横断幕が現在、同小学校(加古川市加古川町)に掲出されている。
来年12月、同校が創立150周年を迎えるのに合わせて制作した同横断幕。大きさは、幅5メートル、高さ1メートル。全校児童から募集して決まった記念ロゴマークや記念事業のテーマ「つなぐ」の文字、スローガン「加古から未来へ~時・人・夢~」をあしらった。全部で5枚制作し、同校校舎のフェンスやプール、体育館にも掲出している。
ロゴマークは、今年春に決まったスローガンをもとに児童が夏休みの課題として制作。集まった作品の中から採用したロゴマークがモチーフにしているバトンには、「加古川小学校の過去を知り、自分たちが未来につないでいこう」という児童の思いが込められている。
創立150周年に合わせ、来年12月3日の記念式典開催が決まっているほか、40年前に校庭に設置した噴水の再整備も話題に上るなど、PTAを中心に周年への機運が高まっているという。
同校PTA会長の前川桂恵三さんは「加古川小学校の子どもたちを主役に据え、地域の人と協力しながら式典に向けての準備を進めていきたい。子どもたちには加古川小学校の歴史を知ってもらい、毎日の積み重ねの大切さを感じてもらいたい」と話す。