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高砂の古着リサイクル会社が新事業 「おかたづけの森」

担当部長の山崎敏志さん(左)と担当係長の岩佐健さん(右)

担当部長の山崎敏志さん(左)と担当係長の岩佐健さん(右)

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 Kurokawa(高砂市米田町、TEL 079-441-7262)が10月、家の片付けや不要品の回収を行う新事業「おかたづけの森」のサービスを開始した。

「おかたづけの森」オリジナルジャンパー

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 古着の買取販売のリサイクル店舗を運営しリユース事業を展開する同社。核家族や独居が増える中で、生活雑貨や家電の不要品を回収を家の片付けに組み合わせて新事業を始めた。個人宅のほか、店舗や事務所の整理、遺品整理・生前整理も請け負う。

 担当部長の山崎敏志さんは「知人が不要品を処分するのに困っていると聞いて、回収できる物を増やすことで役に立てるのではと思った」と話す。

 同社は、故繊維加工業として68年前に創業。当時はウエスの加工・販売事業を営んでいた。古着の輸出販売や古着店の経営へと業態を変え、現在は廃棄ではなくリユースに回す仕組みで衣料のリサイクルに取り組む。国内外に独自のルートを持ち環境にも配慮しているという。

 作業を自社のみで解決できない場合は、地元の事業者と連携も視野に入れる予定で、担当係長の岩佐健さんは「電話一本で片付けでの困りごとを全て解決できるようにしたい」と意気込む。

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