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東播磨高校放送部が音声で火災予防啓発 加古川市消防本部に協力

左から加古川市消防本部予防課予防係の樋口健太さん、井神和典さん、見當朗さん

左から加古川市消防本部予防課予防係の樋口健太さん、井神和典さん、見當朗さん

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 加古川市消防本部が現在、商業施設や家電量販店で兵庫県立東播磨高校(稲美町中一色)放送部と共同で制作した火災予防啓発について収録した音声を放送している。

収録の風景

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 同音声は「秋の全国火災予防運動週間」に合わせ11月9日から放送。放送部が全国屈指の強豪として知られる東播磨高校放送部の生徒とコラボレーションすることで、火災予防意識を市民にも生徒自身にも高めてもらおうと、同高に制作を依頼した。

 放送する内容は、「ストーブ編」「電気配線編」「たばこ編」など出火原因別8本と「住宅用火災警報器編」の合わせて9本。完成した音声を加古川市と稲美町、播磨町にあるマックスバリュ西日本、マルアイ、コープこうべなどの店内やケーズデンキ加古川店、ケーズデンキ東加古川店、上新電機加古川店、エディオン新加古川店の住宅用火災警報器売り場で放送している。

 音声の制作に参加した部員は「さまざまな出火原因を知ったり火災予防について考えたりするきっかけになり勉強になった」「住宅用火災警報器の存在を改めて知った」と話していた。

 同市消防本部の見當朗さんは「これから空気が乾燥し火災が発生しやすい季節になるので、火を使う時は消し忘れのないように火の元には十分注意してほしい」と火災予防を呼び掛ける。「住宅用火災警報器は設置から10年を超えると故障や電池切れの恐れがあるので、この機会に点検してほしい。正常に住宅用火災警報器が作動すると火災の早期発見や逃げ遅れ防止になるので、設置していない家庭は必ず設置してほしい」と呼び掛ける。

 11月15日まで。

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