加古川のスペインバル「Ole baru(オレバル)」(加古川市平岡町)が7月11日、3周年を迎えた。
スペイン語の掛け声「Ole(オーレ!)」と「俺」をかけた同店は、2013年に中島健二さんが開業。20年間すし職人として働いたという経験を持つ。
中島さんがスペイン滞在時に、地元パブでアルバイトをしたことがきっかけとなり「スペインバル」を開こうと思い立ったという。「スペインは海に面しており魚介類が豊富。スペイン料理は豊富に魚介類を使うところが日本料理と共通する」と話す。
店舗面積は約15坪。テーブル席・カウンター席合計28席を用意。メニューは「オレバル特製魚介のパエリア」(1,980円、2~3人前)、アヒージョ各種(580円~)、イベリコ豚赤ワイン煮込み(880円)など。ドリンクはグラスワイン、生ビール(以上480円~)など。
中島さんのお薦めはオマールエビでダシをとり、素材の魚介からもスープが出るというパエリア。ニンニクがたっぷり入ったアヒージョも人気メニューという。
中島さんは「加古川は親切な人が多く、この3年間、毎日人の温かさを感じている」と振り返る。「これからは料理に創作性を加え、魚介をダイナミックに使った料理に挑戦していきたい。ぜひ気軽に来てもらえれば」とも。
営業時間は18時~翌5時。