加古川の地場産業のひとつ「靴下」の製造・販売を手掛ける「ユニバル」(加古川市志方町)が、6月にマスコットキャラクター「ノンキー」を発表し3ヵ月がたった。
キャラクターは、靴下で作った人形をモチーフに同社スタッフが作成。名前はSNSで一般から募集して決めた。同社のSNSなどで使っている。
靴下は加古川の地場産業で、海外生産による低価格製品に押されながらも加古川周辺では現在も、数社の靴下メーカーが試行錯誤での経営を続けている。
同社社長の横山裕司さんは「より多くの人に会社を知ってもらい、地域に愛される企業であることが、製造を続けるために必要」と話す。
「今後は商品を手に取りやすい環境を作っていきたい」と横山さん。営業所に併設する店舗の新設に意欲を見せる。