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稲美町の農産物直売所隣接のレストラン開店 「農場から食卓へ」体現できる場に

店頭のランチAセット見本。その日のメニューが確認できる。

店頭のランチAセット見本。その日のメニューが確認できる。

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 レストラン「NOCA(ノカ)」(稲美町六分一、TEL 079-495-7720)が8月1日、オープンした。

落ち着いた縁側の雰囲気を意識した外光が差し込む窓に囲まれた店内

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 同店は、JA兵庫南が運営する農産物直売所「にじいろふぁ~みん」に隣接。レストランで使用する食材には直売所から仕入れた地元野菜を使っている。約280坪の敷地には室内64席、テラス32席を配置。店内からは天満大池が一望できる。

 同店を運営する「ツナグクリエイト」社長の米田耕祐さんは「地元野菜の使用は、天候に左右されやすく供給量が安定しにくいため、決まった料理の提供が難しい。その日仕入れた食材を組み合わせたメニューで新鮮な野菜を提供できるように工夫した」と話す。

 ランチセットA(季節のOSOUZAI盛り合わせ・スープ・ドリンク、550円)は、地元野菜を使った数種類の総菜をワンプレートに盛り付けて提供する。同セットは、稲美町トマトとバジルのマルゲリータ(950円)、オクノ卵とグアンチャーレのカルボナーラ(980円)などのメイン料理と併せて注文できる。

 米田さんは「農場と食卓をつなぐ場所にしていきたい。公園も、天満大池も、他の店もある。野菜を買うためだけではなく、子どもが喜んで行きたいと思うような場になれば。店内はバリアフリー、テラス席はペット同伴もできるので、気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~18時。木曜定休。スイーツ、ドリンクなどテイクアウトのみの利用も可。

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