OPEN SPACE「あしば」（稲美町国岡）が、5月5日オープンした。

2階アスレチックエリア

　子育て世帯が自由な時間を過ごせる同スペース。未就学児とその保護者同士の交流や育児相談などの子育てに関するさまざまな取り組みを行おうと、稲美町在住で自身も3人の子どもを持つ庄司博美さんが自宅を改装して開いた。

　スペースの名前は、「『あ』そびば」、「『し』ゃべりば」、「お『ば』あちゃん家（ち）」の3文字を取ったもので、子育てする母親が、同スペースでリラックスすることにより、自宅での「足場を固め」て元気に過ごしてもらいたいとの意味を込めたという。

　1階には子どもが自由に遊べるスペースと、保護者が会話を楽しむスペースを設けており、2階は幼児用のアスレチックを設置している。庄司さんは「子育てしながら活動していくため、開放する日時を定めていないが、1カ月に8日をめどに開きたい。今後は、管理栄養士の資格を生かして、離乳食や幼児食をテーマにした料理教室も開きたい」と話す。

　庄司さんは「赤ちゃんと一緒に他の人と会話を楽しみたい人や、子育ての事を相談したい人は、どんどんこのスペースを利用してほしい。一緒に子育てを楽しんでいけたら」と笑顔を見せる。

　利用予約はインスタグラムのダイレクトメールで受け付ける。