「ブックカフェ 本の香り」(高砂市神爪1、TEL079-498-0590)が5月17日、宝殿駅前にオープンした。
チャイルドコーナーの子どもの目線の高さにある小窓から焙煎機が見られる
店舗面積は約20坪。席数はカウンター5席と本棚カウンター4席の合わせて9席。店内はナチュラルな木目と白を基調とし、京都の友人が営むヨーロッパ・アンティーク雑貨・家具店「de naja(ドゥナヤ)」の椅子や食器をそろえ、落ち着いた雰囲気を演出する。書棚には文芸書やコミック、絵本など約800冊をそろえた。
同市内で生まれ育った店主の植松香織さんは「昔から本が好きで、ブックカフェを開きたいと考えていたが踏み出せずにいたところ、『ブックカフェされど…』(加古川市西神吉町)の朝山節子さんの後押しや周囲の方々のたくさんの良縁に恵まれ開店することができた」と話す。
メニューは、自家焙煎(ばいせん)コーヒー「あっさりブレンド」「深めブレンド」(以上400円)、「スペシャルティ」(500円~)、「スパイスカレーすじ」(800円)、「本日のケーキ」(400円)など。
植松さんは「席には仕事や勉強もできるように電源とフリーWi-Fiを完備した。子ども連れのお母さんにも利用してもらいやすいよう絵本を置いたチャイルドコーナーも備えているので、いろいろな方にゆっくりと自家焙煎コーヒーや読書を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~17時。