加古川経済新聞（以下加古川経）の2016年上半期PV（ページビュー）ランキングは、「バーとコーヒー焙煎所　地元の30代男性4人組が出店」記事が1位に輝いた。

　1位、3位、6位にバー新店の記事がランクインしたほか、2位の「カフェ新店」、4位の「ハワイアン雑貨店」など、女性による新店オープンの情報もランクイン。8位と9位には、閉店後に営業再開した記事も話題を集めた。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位記事は以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 加古川にバーとコーヒー焙煎所　地元の30代男性4人組が出店（2/19）
2. 加古川の住宅街にカフェ新店　親子で自宅改修し、店を切り盛り（3/30）
3. 加古川・寺家町にビアバー新店　ドイツビール主力に（3/31）
4. 加古川にハワイアン雑貨店　160点の手作り雑貨ズラリ（6/2）
5. 加古川に豚骨ラーメン専門店　「クリーミー」スープ売りに、SNS告知で250食完売（4/12）

6. 加古川にサブカルチャーバー　元・臨床工学技士が「オタクの家」目指す（6/13）
7. 加古川発着「兵庫県郡市区対抗駅伝競走大会」、県内トップランナーらタスキつなぐ（2/4）
8. 加古川のたこ焼き店が2年ぶり営業再開　常連客の声に応え（5/17）
9. 加古川駅前のどら焼き店が店頭販売再開　地元産あんこなど材料にこだわり（5/26）
10. 加古川にカフェ新店　障がい者が働く「地域の居場所」目指す（5/2）

　2位は、「母と2人の娘」の親子3人が自宅を改修して開店したことを伝える記事で、1位と同様セルフリフォームによる出店が話題となった。

　10位以下には、41年の歴史に幕を下ろした「お好み焼道場」の閉店（12位）や、雑貨店「アインショップ」の閉店（15位）など地元で惜しまれつつ閉店した情報。一方、客の要望に根負けして椅子を一新した「たこ焼き屋」（13位）や、北条鉄道PRする新ヒーロー「サルビアン」（17位）など、ユニークな記事も上位にランクインした。

　加古川エリアでは、7月1日に加古川中央市民病院開業、10月には商業施設ニッケパークタウンがリニューアルオープンを予定する。加古川駅周辺を中心に大規模工事が進むなか、若手のユニークな取り組みや新規出店などが注目を集めている。