「高砂市美術展2021」が2月12日から、高砂市文化保健センター2階ぼっくりんホールで開催される。主催は高砂市。
同展は、日本画、洋画、書道、写真、彫塑・工芸など5部門の作品を市内外から作品を受け付け。今回の応募には10代から90代までの幅広い年齢から270作品の受付があった。期間中は入選者の作品が展示され、大賞、優秀賞、努力賞を受賞した人には地元の特産品である竜山石で作られた表彰状が授与される。
同展を主催する高砂市健康文化部の吉川敦子さんは「今回の作品は例年に比べ洋画作品が多く見られた。おうちで過ごす時間が多くなり、創作活動が増えたのが関係しているのかもしれない」と話す。
期間中には昨年の美術展で大賞を受賞した5人の作家による「大賞受賞者展」が開催される。同時に開催を予定していた「音楽のある美術展ロビーコンサート」は新型コロナ感染症拡大防止のため中止となった。
同部の中谷さんは「美術展は高砂の文化を知ってもらう大切な事業の一つ。感染防止を徹底して開催したい。来場できない方にも美術展の作品を撮影した動画配信を検討している。美術作品を見てもらい少しでも心の癒やしとなり健康と安らぎになれば」と話す。
開催時間は10時~17時(14日は16時まで)。入場無料。問い合わせは高砂市健康文化部くらしと文化室文化スポーツ課(TEL 079-443-9136)まで。