保護猫と触れ合える高砂の猫カフェ「Marble CAFE」(高砂市神爪、TEL 080-4020-8835)が11月9日、3周年を迎えた。
「Marble CAFE」は、不動産会社の「JamHomeエステート」(加古川市野口町)が近隣の猫を保護し、保護猫の里親を見つけるために開いた。客は飲食したり猫とコミュニケーションを取ったりすることができる。
オープンした頃はビルの2階にある店内で保護猫を10匹ほど飼っていたが、現在は、同じビルの3階に「ふれあいスペース」を増設し、約20匹の猫を保護している。通常営業のほかに月2回、保護猫の譲渡会を開催しており、平均すると月に2匹ほどの里親が見つかっていると言う。
店内の飲食できるスペースは、猫が過ごす場所とガラス張りで区切り、衛生面にも配慮している。店長の村田サヤカさんは「月替わりのランチメニューが人気で、毎週訪れてくれるお客さまもいる。猫と触れ合うだけでもいいし、食事をするだけでもいいので保護猫について知ってもう機会にしてもらいたい」と話す。
「オープンしてから3年たち、最近は猫の避妊や去勢などを行う団体とも一緒に活動するようになった。猫を保護できる数にも限りがあるので、保護するだけではなく知識をつけることで、助けられる猫を増やすことができたと感じている。将来的には保護猫と一緒に住める場所を作りたい」と抱負を話す。
営業時間は11時30分~18時。月曜・火曜定休。