高砂市上下水道部が9月10日の下水道の日にちなみ実施される「下水道いろいろコンクール」の作品を募集している。主催は日本下水道協会・日本水道新聞(日本下水道新聞)。
「下水道の日」は1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」として始まり、2001(平成13)年により親しみのある名称として変更され、今回で60回目を迎える。毎年、「下水道の日」の前後はさまざまな下水道のイベントが開催されており、今年も下水道への興味や理解を深め、下水道の健全な発達に役立つことを目的として「下水道いろいろコンクール」が開催される。
高砂市内では昨年まで各小・中学校で夏休みの課題として作品募集が行われていたが、コロナウイルス感染拡大の影響により夏休みが短縮され課題として扱われなかったため、今年は初めて高砂市上下水道部が募集を行っている。
コンクールでは、日常の生活の中で下水道に関するいろいろな事柄について自由に発想・表現した作品を、絵画・ポスター部門、書道部門、作文部門、標語部門、新聞部門の5部門で募集。高砂市では応募者に高砂市上下水道部オリジナル缶バッジ&マグネットセットをプレゼントする。
高砂市上下水道部の長江忍さんは「コンクールに参加することで、下水道は汚いといった漠然としたイメージだけでなく、流れていった水は最終的にどう処理されているかなど、下水道について少しでも興味を持ち、環境について考えるきっかけになればうれしい」と話す。
「標語部門は小・中学生だけでなく、どなたでも参加できるので気軽に挑戦してほしい」と長江さんは作品の応募を呼び掛ける。
応募締切は10月19日まで。