「高砂地域ふれあいの会連合会」の会員らが4月3日、安全安心なまちづくりに貢献したとして、高砂警察から感謝状を贈呈された。
高砂警察の森本成治署長から「高砂を住みよい町にするには警察だけではカバーできないこともある。皆さんの力を借りてより良い町にすることができた」と感謝の言葉が贈られた。
市内で7班46人の有志で活動している同会。26年にわたり市内の小学生の下校の見守りを中心に防犯情報の発信など、町の安全を守る活動に尽力しているという。
同会阿弥陀班の野々村雅之さんは「自身は見守りをしているのを見て育ったが、昔は近所が声を掛け合って、見守りをしていた。今ではあいさつをしただけで不審者と思われることもある」と、見守り活動の難しさを明かす。
「活動する上で子どもたちに顔を覚えてもらうことが最も大切。活動中に着用するジャケットを着ていなくても子どもからあいさつをしてもらえるほど、地域に根差ざした活動となっている」と、同会北浜班の小岩巖さんは活動を振り返った。
続けて「今後も登下校の見守りについては、警察、PTA、ふれあいの会が連携し細く長く続けていき、子どもたちが安全に通える環境を目指したい」と今後の抱負を語った。