「たかさごでオープンデータソン!」が2月24日、高砂商工会議所(高砂町北本町)で開催される。主催はCode for Harima(コードフォーハリマ)。
インターネット百科事典「Wikipedia」に地域の情報を編集、登録するイベント「WikipediaTown」と、自由に利用できる編集機能付き地図「OpenStreetMap」へ歩きながら情報を登録する「マッピングパーティー」を行うイベント。高砂の魅力や情報を編集しリアルタイムで世界へ発信する。
同団体は「地域の課題をICT(情報通信技術)やテクノロジー、地域の力を合わせてより良くすてきな場所にしたい」という人が集まって作られた。2018(平成30)年7月から播磨地域で活動し、昨年は加古川市でマッピングパーティーを行うなど地域に根差した活動を行う。
同団体の石本玲子さんは「芦屋市で同様のイベントが開催された際に刺激を受け、高砂でも何かできないかと考えた。楽しく町を回り『たかさごのいいところ』を発信することで、誰でも自由に利用できるオープンデータの良さを知ってもらうきっかけとなれば」と話す。
当日は高砂神社、十輪寺、旧工楽邸など名所、旧跡を中心に町を歩きながらマッピング、写真の撮影を行い、書籍などで資料収集を行った後、データを元にWikipediaとOpenStreetMapを編集し連携する。「Wikipediaで高砂の名所などを検索すると、不確定である情報が数多くある。名前だけ掲載されており、情報がないものもある」と石本さん。
続けて「興味のある人、編集が得意な人、情報を知っている人、さまざまな人に参加して楽しんでほしい。人とのつながりをつくり、楽しみながら町の魅力を発信していければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時30分。雨天決行。参加費1,000円。学生無料。申し込みはウェブページで、問い合わせはメールで受け付ける。