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高砂町の偉人や名所で歴史・文化伝えるオリジナルかるたが完成

高砂工楽会の三宅さん(左)と生南さん(右)

高砂工楽会の三宅さん(左)と生南さん(右)

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 高砂町の魅力を集めたオリジナルかるた「高砂町歴史かるた」が2月に完成し、「工楽松右衛門旧宅」(高砂市高砂町)に展示されている。製作は「高砂工楽会」。

高砂町歴史かるた

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 同会は、江戸時代に活躍した同町生まれの偉人「工楽松右衛門」の顕彰と同町の活性化を目指し、一般にも公開されている工楽松右衛門旧宅を拠点に活動。10人のメンバーが「夏休み子ども学問塾」や「工楽松右衛門顕彰大会」などを行っている。

 かるたもその活動の一環で、「高砂地区まちづくり協議会」や同旧宅スタッフと協力しながら約1年かけて製作した。カルタには、工楽松右衛門のほか、明治から昭和期の憲法学者「美濃部達吉(みのべたつきち)」といった偉人から、高砂神社、堀川などの名所「ナイトファンタジーイリュージョン」などのイベントまで、高砂町に関する様々な内容が盛り込まれている。

 かるたは現在、同旧宅に展示されている1組だけだが、希望者には貸し出しており、将来的にかるたの販売や、かるた大会の開催などを計画している。

 同会事務局長の生南匡浩さんは「高砂町だけでもこれだけの偉人や名所が存在する。我々もかるたを製作しながら学ぶことや、新しい発見が沢山あった。かるたを通じて多くの人が高砂町の歴史と文化に興味を持ち、それを次の世代に伝えていってもらえれば」と話す。

 開館時間9時~18時。

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