絵画展覧会「高砂をスケッチする会展」が11月16日・17日、高砂市文化会館1階展示室(高砂市高砂町)で開催される。現在、作品募集を行っている。
高砂市文化まつり事業の一つとして、高砂をスケッチする会が毎年開催。高砂の美しい風景やレトロな町並みなど日々変貌する景色や祭事、行事など伝統文化を記録として絵画に残し、絵画製作の技術向上を目指す。今年で38回目を迎える。
同会は公民館や高齢者大学など絵画グループに所属する約60人が在籍しており、絵画教室や市内の風景をスケッチする写生会を開いて勉強会を行い、同展で日頃の活動成果を発表する場となっている。
応募は、同会のメンバーに限らず絵画経験、年齢、市内在住を問わない。高砂に関係のある内容をモチーフとして描いた作品を募集している。15号サイズ以内の2点までであれば油絵、水彩画、絵手紙やポストカードなど形式は自由。出品には手続きが必要で締め切りは10月31日まで(TEL 079-443-0337)。
同会会長の伊藤良明さんは「高砂の風景、町並みを描いた作品が多く出品されている。同じ風景でも作者によって描き方や色合いなど個性が出ており、その違いを鑑賞するのも楽しみの一つ。作品に描かれている場所にも実際に足を運んでもらい、高砂の美しい風景を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料