高砂を拠点に活動する書道家・藤田雄大さんが主宰する書道教室「心響会」の会員による作品展「第2回心響展」が10月25日~27日の3日か間、松風ギャラリー(加古川市野口町)で開かれる。
藤田さんは、国内外で個展やライブパフォーマンスを行ったり、小中学校でのボランティア活動や高齢者大学での講演活動を行ったりするなど、書道の楽しさや魅力を伝える活動に取り組んでいる。
高校生や大学生から年配者まで約20人の作品を展示する同展。制作に1年以上かける作品もあり、「自由に言葉を選び、複数の筆を使い分けたり、墨の濃淡を工夫したりするなど、ゼロから作り上げることにで、書道の会派なども関係なく、自分たちのありのままを表現している」という。賛助出展として藤田さんの作品も展示する。
展覧会名を「心響書道展」から「心響展」と改めたのは、書道という言葉を外すことにより、自由に表現の幅を広げていきたいとの思いを込めたという。
藤田さんは「立派な作品ばかりではないが、十人十色の個性的な作品が多くなっている。楽しんでもらえると思うので、ぜひ気軽に見に来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は、25日=14時~17時、26日・27日=10時~16時30分。入場無料。