高砂銀座商店街(高砂市高砂町)で7月20日、毎月第3土曜に開かれている「朝ごぱん市」が5周年を迎えたことを記念して通常より4時間延長して8時から15時に開催された。
同企画は銀座商店街の店主や地域振興に関心がある人など10人ほどが集まり「朝ごぱん市楽しみ隊」を結成し「『いただきます』と『おはようございます』が行きかう朝」をテーマに2014(平成26)年7月から行っている。
毎回、商店街の中に「朝ごぱん食堂」としてラーメンや飲み物など15ほどの飲食ブースを出店するほか、一般出店者が手作りアクセサリーや雑貨、野菜などを販売する「ふろききマーケット」が30組ほど集まる。今回は5周年を迎えることが地元情報誌に取り上げられたこともあり、40組ほどの出店があった。訪れた人たちは、その場で買った物を食べたり、出店者と話をしたりしながら買い物を楽しんでいた。
同隊のメンバー難波邦治さんは「今回はいつもより来場者が多い。ふろしきマーケットの参加も増え、時間を延長したかいがあった」と話す。
同隊会長代理の五十嵐智祐さんは「開催に向けて役割をみんなで分担して続けてきた。定期的行うことでPRしなくても自然と人が集まるようなイベントにしていきたい。出店者と会話することで、普段のお店にも行ってもらえるようになれば」と話す。