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加古川にカフェ新店 障がい者が働く「地域の居場所」目指す

カフェ「ごえん」のスタッフら

カフェ「ごえん」のスタッフら

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 加古川に5月11日、一般社団法人「ごえん」が運営するカフェ「有機茶房ごえん」(加古川市加古川町美乃利)がオープンした。

店内で販売する商品

 同法人の管理者である黒木亜野さんは、障がいを持つ人に就労の機会を提供したいと4月に同法人を立ち上げ、「就労継続支援B型作業所」として同店を開いた。店舗面積は96坪。2人掛けテーブル2卓と4人掛けテーブル2卓、カウンター7席のほか、18人が利用できる座敷を用意する。

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 日替わりで提供する「まごころランチ」(695円)は、スタッフの実家で作った野菜など、できるだけ地元産のものを選んでいるという。ドリンクは「有機」にこだわり、フェアトレード商品である東ティモール産のコーヒーやスリランカ産の紅茶をそろえ、自家焙煎(ばいせん)して提供。ミックスジュース(以上395円)も用意する。「ごえんクッキー5枚入り」(115円)、東ティモール産有機コーヒー豆100グラム(425円)などの販売も。

 「スタッフや友人のつながりで提供できているものが多い」と黒木さん。「有機のコーヒーや紅茶を提供しているところはこの辺りでは少ない。どうせならこだわったものを提供したい」と話す。

 オープンから1週間、地元の人を中心に連日多くの客が訪れ、限定30食のランチはほぼ毎日売り切れているという。

 「自分たちのやりたいカフェと作業所を両立できるようにしていきたい。普通のお店でも障がいのある方が働いているイメージをつくれたら」と黒木さん。就労機会の提供について、「開設間もないのでまだ通所者はいないが、内職のような仕事だけでなく、ここでは多くの人と触れ合う機会をつくりたい。働くことが楽しいと感じてもらえるお店づくりを目指したい」とも。

 今後は「自分たちのやりたいカフェと作業所を両立していきたい」と黒木さん。「地域の人たちが集まってもらえる公民館のような場所にしていけたら」と意気込む。

 営業時間は11時~17時(ランチは14時まで)。土曜・日曜・祝日、第3月曜定休。