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高御位山麓に高砂北観光案内所 市南部の観光会館と連携、高砂盛り上げる

高御位山をバックに高砂北観光案内所をPRする早川さん

高御位山をバックに高砂北観光案内所をPRする早川さん

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 高砂市観光交流ビューローが高砂北観光案内所(高砂市阿弥陀町、TEL 079-455-9398)を高御位山麓にオープンして1カ月がたった。

高砂北案内所内の観光案内ブース

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 もっと広く多くの人に高砂エリアを知ってもらおうと、播磨アルプスの主峰として知られる高御位山の登山コースの中でも人気の長尾登山口付近で自家製の薫製を提供する「香房たかさご食彩縁」内に併設した同施設。

 施設内には休憩スペースを設け、高砂市の観光物産品やパンフレット、マスコットキャラクター「ぼっくりん」のグッズ販売を行う。中でも、北観光案内所ならではの取り組みとして、市内初の営農組合である長尾楽笑村組合が提供する季節の生鮮野菜販売を行う。

 「香房たかさご食彩縁」店主の早川寛さんは「7月で当店も1周年を迎えることができた。そんな折に、高砂北部の観光拠点としての話があった」と話す。観光案内所としての活動について、「先日も、高御位山の登山の帰りに来店された県外の方からほかの観光場所について訪ねられ生石神社を案内した」と早川さん。

 高砂市観光交流ビューローは6月、高砂町今津町に「まちの観光会館 結びん」もオープンした。理事長の松下尚平さんは「高砂にはたくさんの見所があるが、市内全域の観光案内の役割を担うのは結びんだけで難しい。高御位や鹿嶋神社に生石神社、北山鹿島神社と北部の観光発信基地として食彩縁さん以上の適任はない」と話す。事務局長の上田真輔さんは「海の手も歴史的景観地区として知られるようになってきた。北観光案内所と結びんの南北でしっかりと連携しながら、もっと高砂を盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~17時、水曜定休。

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