高砂市にある「たまごのお店 籠谷」が7月1日、たまごとジェラートの店「yellow」(高砂市荒井町、TEL 079-444-2410)として移転リニューアルオープンする。
旧店舗でも販売してきたブランド卵「たまごの郷 奥丹波」を生産する「たまごの郷」の直営店として、丹波地方のブランド力の活性・向上を目指す。取扱商品は卵のほかに、丹波乳業の低温殺菌牛乳や地元農家が生産するフルーツを使ったジェラートなども販売する。販売スペースは、約42平方メートルで、イートインスペースには2人掛けテーブル席6卓、4人掛けのソファ席1卓、カウンター4席の合計20席を設ける。キッズスペースも併設している。
ジェラートメニューは、同ブランドの卵を使った「カスタード」や「チョコレート」などのフレーバーのほか、市内の営農組合「長尾楽笑村」が生産する有機栽培・無農薬のブルーベリーを使った「高砂ブルーベリー」など季節によって変わる10種類のフレーバーを用意。サイズは、シングルとダブルの2種類。コーヒー、紅茶、アップルジュースなどドリンクも販売する。
企画室の香川真知子さんは「素材にこだわったジェラートを地域の人に知ってもらい、くつろいでジェラートを食べたり、おしゃれにお茶できたり、子どもと遊びながら楽しんでもらえるお店にしていきたい。ジェラートには、近隣地域の農家が生産するフルーツや野菜も使うので、農家の方の取り組みを知ってもらえるような情報も発信していくことで地域活性につなげていきたい」と話す。
営業時間は9時30分~18時(日曜・祝日は16時まで)。