高砂市をホームタウンに活動する社会人サッカーチーム「高砂ミネイロFC」が4月、U-12のジュニアチームを発足させた。
チームは2000年に設立、現在トップチームが関西サッカーリーグ2部に所属する。2012年から小学生を対象としたサッカースクールを行ってきたものの、日本サッカー協会には登録せず、公式戦への出場はかなわなかった。チーム登録を希望する声が多く、運営面での準備が整ったことから本年度、チーム登録を行った。
同チーム代表の中谷育弘さんは「これまでのサッカースクールではどうしても緊張感がなかった。真剣勝負の場を経験してほしい」と話す。
これまでのスクール生がそのままチームに所属、現メンバーは小学1年生から6年生までの男女42人。週に3日、2時間程度の練習を行っている。
監督の森卓也さんは「これまでのスクールでは個人技術の向上を主にしてきたが、これからはチームプレ-や連携面での練習も取り入れていく」と話す。直近では5月に行われる「関西スーパーカップ東播予選」が最初の公式戦となる。
森監督は「実力はまだまだだ。だからこそ、試合でどうなるか楽しみ。うまいチームではなく、規律を守り人間として心が強いチームを作っていきたい」と意気込む。