「スプリングフェスタ鹿島川2019」が4月6日、鹿島川左岸(県立松陽高等学校グラウンド西側遊歩道周辺)で開催される。主催は、ふれあいまちづくり協議会。
高砂に春の訪れを知らせる恒例の同イベントは今年で25回目。曽根天満宮(高砂市曽根町)境内で地元有志が地域交流を目的に始めたのがきっかけ。毎年2000人が来場する規模で定着しており、今年は高砂市政65周年事業の一環として開催される。
高砂市内で有数の桜の名所として知られる鹿島川沿いは、春には約350本の桜の木が通行人の目を楽しませている。
当日は、県立松陽高校グラウンドの西側約400メートルに桜並木トンネルが続く鹿島川沿いに、特設ステージ、飲食や雑貨・ワークショップの模擬店が立ち並ぶ。そば、たこ、たい、いか、とうもろこし、鳥と祭りに欠かせない「焼きもの」をはじめ、ケーキ、ハンバーガー、すし、薫製などを地元飲食店が販売する。
ステージでは、松陽高校吹奏楽部、松陽中学校吹奏楽部、鹿島中学校音楽部による3校合同演奏、高砂出身のシンガー・ソングライター「そえんじ」さん、ママバンド、おっちゃんバンドによる演奏、キッズダンスや空手演武披露を行う。バルーンアートやハイドメイド雑貨、ワークショップなどのブースも並び、1日を通して桜と共に楽しめる企画を展開する。
同協議会事務局の木澤一平さんは「開催当初は特設ステージ設営も手作業で、安全使用許可を得るのにも苦労した。仲間たちと共に地域を活性化し、もっと楽しくしていきたい」と話す。
「インスタ映えする風景が満載なのでぜひフォローしてほしい。桜の満開日には夜間限定でライトアップイベント『桜灯り(はなあかり)』も予定しているので期待してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天決行。