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高砂駅前にビジネスホテル 「高砂染め」「相生の松」など街の歴史イメージし設計

来店を呼びかける支配人の清水さん(左)とスタッフの皆さん

来店を呼びかける支配人の清水さん(左)とスタッフの皆さん

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 「エバーホテル高砂駅前」(高砂市高砂町、TEL 079-443-6661)が12月1日、オープンした。

大浴場の「相生の松」タイル絵

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 「エバーホテルはりま加古川」(播磨町南野添)に続き2店舗目となる同ホテルは、山陽電鉄貸しガレージ跡地を活用した建物。敷地面積210坪、地上10階建てに、客室がシングル110室、ツイン4室の計114室を用意し、うち1部屋はバリアフリーにも対応する。

 高砂の歴史的景観に合わせるよう和をイメージして設計された屋内には、「高砂染め」の柄を使った案内パネルのほか、男性用大浴場松乃湯のタイル絵に「相生(あいおい)の松」をあしらうなど、高砂の歴史を感じさせる仕上がりとなっている。

 同社社長の北尾謙一さんは「今回は山陽電鉄さんとのご縁で、この場所を利用できることになった。高砂駅周辺には観光地、工業団地などがあり、ホテルを利用される方が多い。当ホテルをご利用いただくことで、たくさんの人が高砂に集まり街の活性につながれば」と話す。

 同ホテルでは、夕食は提供しておらず「今後、高砂の飲食店の情報を集めてグルメマップを作成し、近隣のお店を紹介できる仕組みを構築したい。地域情報の発信にも寄与できれば」と北尾さん。「縁あって高砂にお越しいただけるお客さまへ、高砂のコンシェルジュとして対応したい」と来店を呼び掛ける。

 宿泊料金は、シングル客室通常価格が6,000円。1月31日宿泊分まで、オープン記念特別価格が適用される。

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