東播磨地域の3警察署(高砂警察署、加古川警察署、明石警察署)と兵庫県警交通機動隊などが連携して、東播磨地域の交通死亡事故を抑止する活動「エリアストップAKT作戦」を開始し、11月27日、高砂警察署で出発式を行った。
3警察署管内では11月25日現在、死亡事故が合わせて17件発生し、昨年の同時期に比べて4件増加。兵庫県下では交通事故件数や死傷者数は減少傾向にあるものの、東播磨地域では増加していることから、連携した交通死亡事故抑止に乗り出した。
同活動の「AKT」は、明石、加古川、高砂警察署のアルファベット表記の頭文字を取って付けたという。
出発式では、3警察署の交通課の女性警察官で結成した啓発活動チーム「AKT002」が決意表明を行い、3警察署の連携による交通死亡事故の抑止を誓った。
高砂警察署長の岡村好文さんは「3警察署が連携し、機動力、抑止力を発揮して、交通違反などの取り締まりを強化し、市民の交通の安全を確保する」と挨拶。
高砂警察署の平松美栄さんは「年末にかけて日が暮れるのも早くなり、夜間の交通事故が増加する時期になる。3警察署のエリアで交通死亡事故抑止の活動を行いたい」と話意気込みを見せた。
兵庫県では12月1日~10日の10日間、年末の交通事故防止運動を実施している。