高砂市文化会館・文化保健センター(高砂市高砂町)で11月11日、「みんなの社協フェア 共に生きる地域づくりをめざして」が開催される。
地域住民に日々の福祉活動を知ってもらい、ボランティア活動を行っている多くの団体同士がつながり、親睦を深めることを目的に開く同イベントは今年で28回目。高砂市社会福祉協議会、ボランティア団体、地元高校生などが一体となりイベントを盛り上げる。
当日は、福祉見聞スタンプラリー、にこにこファミリーフェスティバル、いきいきふれあいバザーのほか、鎌田實さんによる記念講演「『がんばらない』けど『あきらめない』~命を支えるということ~」(14時~15時10分)を行う。
社会福祉協議会実行委員会事務局の佐野絵里奈さんは「福祉というと、どうしても介護やサポートという難しいイメージが先立ってしまうが、『みんなが共に楽しみながら生きていけるコミュニケーションツール』として理解を深めてもらう機会になれば」と話す。
会場では、地元高校生有志がプロのグラフィックデザイナーに本格的な傷メークを教わる「メーク体験コーナー」、写真撮影スポットも同時に楽しめる「子どもおばけやしき」など、老若男女問わず家族みんなで楽しめる工夫を盛り込む。スペシャルゲストとして、高砂出身の高校生漫才コンビ「アンドロイド」も応援に駆けつけ(11時~11時30分)、会場を盛り上げる。
佐野さんは「フェアを通じて、いつも地域福祉をされている各団体の皆さまの頼もしいつながりを感じる。気軽にご来場いただき、楽しみながら福祉について知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時30分。入場無料。