「第51回高砂市菊花展覧会」が10月21日から、高砂の市ノ池公園で行われる。主催は、高砂市と高砂菊友会。
同会では、菊の土づくりに必要な落ち葉拾いなどを通じ、会員同士の親睦を深める情報交換の場を設けるほか、年に数回は講習会や実技指導などを行い、会員の技能向上や市民へのPR活動に努めている。
同会会長の濱野義弘さんは「菊は雨などに影響を受けやすく育てるのに手がかかるが、日に日に成長がうかがえ、きれいに咲いた時はとてもうれしい。菊花展が市花である菊に興味を持ってもらうきっかけになれば」と話す。
会場には、白、赤、黄色、ピンク、れんが色などの小菊、大菊、ぼんさい菊などが約200鉢用意され、さまざまなアレンジをされて色とりどりに咲き誇る。
自身も出展する濱野さんは「出展する者は、見てもらうことが創作のモチベーションになる。キャンプや公園に来た人たちに楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。
高砂市文化スポーツ課の大塚敦子さんは「菊花展示会の終了後は、高砂市文化会館前に作品を展示するので気軽に立ち寄って見てほしい」と話す。
開催は11月11日まで。