イベント「高砂市民病院健康まつり いきいき暮らそう健康まつり」が10月20日、高砂市民病院(高砂市荒井町、TEL 079-442-3981)で開催される。
地域に開かれた市民病院をもっと身近に感じてもらおうと始まった同イベントは今年で11回目を迎え、同病院各部門の職員、スタッフなど総勢100人が爽やかな笑顔で今年もイベントを盛り上げる。
好評の測定計測コーナーでは、視力測定、尿測定、血糖・血圧測定、骨密度測定のほか、頸(けい)動脈エコー検査などを無料で行う。年に一度の健康チェックを兼ねて訪れる常連もいるほか、その場で専門スタッフによる測定結果の解説や健康増進へのアドバイスなども聞けるという。
同院とっても欠かせない高砂市マスコットキャラクター「ぼっくりん」の応援をはじめ、正面玄関付近には高砂市消防署から消防車と救急車が停車。普段はじっくりと見ることが難しい最新鋭の救急車内部も公開する。
子ども向けには、薬局の雰囲気そのままに、白衣をまとい、ラムネやマーブルチョコを薬に見立てる薬剤師体験や、ガウン、マスク、帽子を着用し手術室を見学する「外科医さながら」の「手術室探検」も。
近年注目されることが多く、同院でも力を入れている緩和ケア病棟の院内見学をはじめ、講義室では認知症患者のリハビリなど、各専門医師による健康講座も行われ、日頃の地域医療に対する取り組みを間近で知ってもらう場も設ける。
同院事務局健康まつり委員会の片岡さんは「老若男女、家族みんなで来院しても楽しめるような工夫が盛りだくさん。病院内で小さなお子さんが楽しんで、笑顔になってくれることはどんなときでもうれしいもの。職員、スタッフ一同、地域の皆さまに地域の病院として親しみを持ってもらい、喜んでもらえるよう、健康まつりのご参加をお待ちしている」と呼び掛ける。
開催時間は12時~15時(各コーナーやブースにより先着限定や14時30分受付終了有り)。入場無料。