高砂のイタリアンバル「kitchen21」(高砂市神爪、TEL 079-451-5337)が9月18日、3周年を迎えた。
店主の淵千津恵さんは「20年以上飲食関係の仕事に携わっており、いつかは自分の店をと強い思いがあった」と話す。宝殿駅周辺にイタリア料理が少なかったのが決め手となり、店のオープンに至った。店名の由来は、淵さんの名前2(ふ)1(ち)にちなんで命名したという。
「ロースビーフトランチ」や「フォンデュランチ」などのランチメニューやコース料理に加え、スタッフが考案したワインに合う創作一品料理などをそろえる。
淵さんは「男性にはローストビーフやオイルサーディンが人気で、女性にはガーリックシュリンプと4種チーズ(モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、カマンベール、パルメザン)が人気。最近では、ご年配の来店客も増えてきた」と話す。テークアウトメニューでは、さっぱり味の「塩アーモンドバター」や「自家製スモークミックスナッツ」などを提供する。
「3周年を機に現在の6種類のランチメニューを少し工夫したい。夜のコースも忘年会、新年会シーズンに向けて新コースを出す予定」と淵さん。
今後について「もっと地域と密着できる店にしていきたい。10月には宝殿女子部が発足して、女性目線で宝殿駅周辺を活気づけていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。日曜定休。