高砂の中学生硬式野球チーム「高砂リトルシニア」が7月25日から北海道で開かれる全国選抜大会「第9回林和男旗杯兼北海道連盟創立45周年記念全国選抜大会」に出場する。
同チームには、地元高砂や姫路の中学校に通う中学生1~3年生の15人が所属。日頃は高校のグラウンドを借り、休日に練習を行っているという。全国選抜に出場する他チームは1学年で平均20人ほどが所属しており、同大会の出場チームとしては最少の人数で試合に臨む。
キャプテンで中学3年生の三浦駿さんはチームについて、「エラーをしてもお互いが声を出して助け合えるのがいいところ」と話す。
三浦さんとコーチは、6月27日に高砂市の登幸人市長を表敬訪問。大会に向けての意気込みや日頃の練習の様子などを報告した。登市長は「自分をしっかり持って頑張って」と激励の言葉を送った。
同大会には、台湾チームを含む全72チームが出場。30日までの期間中にトーナメント形式で試合を行い、優勝チームが決定。高砂リトルシニアは26日の1回戦、小樽桜ヶ丘球場の3試合目に出場し、「札幌円山リトルシニア」と熱戦を繰り広げる。
三浦さんは「全国大会では、一つ一つの試合をチーム一丸となって戦って優勝を目指したい」と意気込む。