高砂海浜公園(高砂市高砂町)で4月22日、「ぼくらのむこうじま作戦 漂着アオサを掃除しよう」が開催される。主催は、高砂海浜公園海辺保全集いの会と高砂市生活環境部環境経済室環境政策課。
同公園の海岸に大量発生し、海の生き物への影響や悪臭の原因となっている海藻「アオサ」と漂着ごみを清掃する同イベント。
同課の永光麻衣子さんは「高砂市は海、山、川と自然に囲まれている。海浜公園の浜には、ウミニナやヤドカリといった生き物がいるので、観察をする中で高砂の自然を知ってもらう機会になれば」と話す。
同団体が市内の幼稚園児やスポーツ少年団らと一緒に6年前にアオサの清掃に取り組んでいたことをきっかけに、3年前から毎年この季節に協働で実施。昨年の同イベントには90人が参加し、2時間で約2トンのアオサや漂着ごみを採取したという。
「アオサはもちろんだが、ごみからいろいろと知ってもらうこともあると思う」と永光さん。
同課環境政策係係長の永井紀子さんは「きれいになった浜では、自然の中に生きる生物と触れ合うことができるのでいい思い出になると思う。一人でも多くの方に参加してもらいたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~12時。参加無料。小雨決行、雨天中止。
問い合わせは高砂市生活環境部環境経済室環境政策課(TEL 079-443-9029)まで。