高砂市を中心に例会を開催する東播磨木鶏クラブが3月4日、高砂市文化保健センター中ホールで創立5周年の記念講演会を開催する。演題は「子どもの心に光をともす 日本の偉人の物語 ~親子で受けたい歴史~」。
同クラブは月刊誌「致知」の愛読者の団体。同誌は1978(昭和53)年創刊。全国でおよそ11万人の定期購読者がおり、愛読者団体である木鶏クラブは全国各地に存在する。
高砂市を含む東播磨地域の木鶏クラブを立ち上げたのは、高砂市に住む代表世話人の竹原俊三さん。現在、およそ20人が所属し、高砂市内の会場で月1回例会を開くなどして、雑誌の掲載記事について意見交換をしている。今年で5周年を迎え、初めて講演会を企画した。
講師を務める白駒妃登美さんは、日本の歴史や文化を国内外に発信する目的で設立した「ことほぎ」の社長。大病を患うが、生き方を変えたことで病状が回復した経緯から、その気づきを与えてくれた先人たちの志やそこに生きた人々の思いに触れる歴史講演を続けている。
同クラブの檀野久仁子さんは「自分自身が学校で学んだ歴史は暗記するだけのものだったのに対し、白駒さんが語る歴史はドラマになっていることに感銘を受けた」と話す。竹原さんは「子どもからシニアまで幅広い層の方々に白駒さんの話を聞いてほしい。何か気づきが得られるのでは」と呼び掛ける。
14時開場、15時開演。参加費は、大人=1,000円、小人=500円。2月23日までに申し込みが必要。問い合わせは竹原さん(TEL 080-6180-8513)まで。