「高砂市役所高砂地区コミュニティセンター」(高砂市高砂町)で1月6日、ガンダムのプラモデルを作るイベント「みんなでガンプラを作ろう」が開催される。
「匠工芸」(高砂市荒井町)の折井匠さんとデザイナーのモコさんが共同で企画した同イベントは今回で5回目。もともとガンダムのプラモデル(=ガンプラ)が好きという2人は「年明け一発目にはガンプラを作りたい」と話す。
折井さんは「小学生のころにガンプラと出合って大好きになった。プラスチック加工の仕事に就いたのもその出合いがきっかけ。子どものころの出合いが将来の仕事につながることもある。子どもたちや若い世代が仕事や趣味につながるきっかけを見つける機会になれば」と話す。
これまで、親子や家族参加者など、世代を超えて制作を楽しむ姿が見られたという。折井さんは「ガンダムが放映されてからもうすぐ40年になる。40代にとっては子どものころにリアルタイムで遊んでいた懐かしさがあると思う。親子で参加して好きなものを共有している姿を見ていると、企画してよかったと感じる」と笑顔を見せる。
当日は、参加者が思い思いのプラモデルを組み立てるほか、完成したガンプラを使って屋外の「堀川」や「十輪寺」で写真撮影会も行う予定。
「風景と組み合わせることでさらに楽しめると思う。スマホやソーシャルゲームなどは家の中で完結してしまうが、このガンプラ作りは撮影会も含めて楽しめるイベント」と折井さん。
「上手に作ることが目的ではないので、作ることの楽しさを体験してもらいたい。これまでは地元参加者が多かったが、ほかの地域や加古川の人にも参加してもらえたら。ガンプラを通して友達になるきっかけを作ってもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時30分。参加費=1,000円。予約制。