「高砂ラグビースクール」が11月19日~26日に三木総合防災公園(三木市)で開かれた「第35回兵庫県ラグビースクール大会」6年生の部で合同チームとして準優勝した。
同スクールは、市内にラグビー文化を広めることを目的に高砂市が1986(昭和61)年に創立。運営を高砂市施設利用振興財団に引き継いだ後は、2011年に独立しクラブチームとして活動。現在は、3歳から6年生まで60人の子どもがスクールに通い、コーチなど30人ほどのスタッフで運営している。
同県大会は、体格差を考慮して学年ごとに部門を分けて9人制のチームで開催。6年生の部には、合同チーム2チームを含め県内から15チームが参加した。
6年生が3人しか在籍しない同スクールは伊川、北神戸と合同チームを結成。大会に向け2年ほど前から合同練習を続けてきた。
同スクールの事務局・百合野慶太さんは「ラグビーはチームワークが重要なスポーツ。合同チームでよくここまで勝ち残った」と子どもたちを褒めたたえる。
チームについて百合野さんは「日頃から楽しく勝てるように練習している。ラグビーは危険なスポーツなので安全にも心掛けている。助け合う心や仲間を思いやる優しさも芽生える」と話す。
同スクール校長の陰山国弘さんは「将来は高砂で大きな大会を開くことも考えたい。メンバーを増やし、高砂だけのチームで試合し優勝を目指したい」と意気込む。